【Meta Quest2】金欠でケチな私が『Oculus Quest2』を半年使ってみてのレビュー・感想
私が今回レビューするのは【Oculus Quest2 64GB】です!
(Oculus Quest2 はMeta Quest2に名前が変わりました、全く同じものです。)
初めてちゃんとしたVRヘッドセットを買いました。
Oculus Quest2はオールインワンVRヘッドセットで、これを単体買うだけでVRを本格的に体験することができます。
私は2021年の3月に購入して、6ヶ月くらい経ちました。
購入した理由はこんな感じ
・VR空間という新たな世界に無限の可能性を感じていたから。
・寝る時みる夢にVRで体験したことが出たら面白そうなのではと思った。
・音ゲー好きなのでビートセイバーをやってみたかった。
ずっと買いたかったんですが、VRゴーグルって今まで値段が高かったし、高性能ゲーミングPCとつなぐ必要があったりして敷居が高かったんですよね。
しかし2020年10月にOculus Quest2がとても安い価格3万円台で登場しました。
これの中古くらいならギリ買えると思い貯金をはたいて中古27000円くらいで安く買いました。
そんな私はかなりケチなので、有料のアプリ、ゲームソフトなどは滅多に買いません。
しかしそんな私でもこのOculus Quest2は買ってよかったと感じたので、レビューしていきたいと思います!
-- 目次 --
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本体の外観
これが本体。無駄な穴とかもないしカラーもホワイトでかなりスッキリしてますよね。
コントローラーはなかなか特殊な形してます。
結構ボタン多くて迷うことが多いですね。
このコントローラーなんと単三電池で動きます。ここだけアナログ感あって驚きました笑
これがバンドの質感。可もなく不可もなくといった感じですね。でも伸びてシナシナにならないし、今のところちゃんと頭を支えてくれてます。
バンドは違うものに変えてる人も多いですけどね。
レンズ。この目と目の間の距離を3段回で調整できますよ。
初めてのVRの感想
最初にゴーグルをかぶって部屋にガーディアン↑を設定するところからもう、「すごい技術だな」って思いました。
初めはやっぱり公式のチュートリアルアプリをやったんですけど、当然のように360度見渡せて画質もいい。
コントローラーを使って3D空間上にあるボタンを押したり、モノを掴んで投げたり、銃を持って撃ったり、色々できることがあって、
想像以上でしたね。スマホを使った簡易VRみたいなのはやったことありましたが、それと比較してみると、
空間を移動できて、自分の手が動かせて、それでものを掴んだり、それを目の前に持っていけるってなると体験が全く違います。
3Dテレビ、3DSとも全く違う。
常に一人称視点なのでVR空間に自分自身がいるって感覚がします。
そして「これは未来だわ。」と思ったのがハンドトラッキングですね〜
ハンドトラッキングをオンにすると、コントローラーを使わずに自分の手を認識してくれて、それで画面操作ができるんですよ。もうこれSFの世界の一歩手前っすよね。
あとはビートセイバーもやりました。
これがやりたくて買ったのもあるのですぐにプレイしました。
やっぱりリズムに乗って全身で音ゲーができるので楽しいです。
まぁ判定がブロックを斬る角度だったり無料の曲数が少なかったり、すこしイマイチな点もありましたが、
やはりクオリティは高いので初めて買うゲームとしては良かったと思います!
スペックと情報とか
詳細なスペックは他のブログ様にお任せします↓
その上で個人的に感じたこと。
画質
メニューの画面とか基本の画質は結構いいじゃんって感じの画質です。
Youtubeの360度動画とかは解像度関係なくちょっと荒いイメージはありますね。これは動画の作り方の問題なので、多分他のゴーグルでも同じだと思います。
その点、ゲームとかの背景とかはめっちゃ綺麗にうつりますね。
視野角
公式で発表されてないですが100度らしいです。なのでそこそこ外側の黒いところは見えます。
例えるなら望遠鏡を覗いてるって感じはありますね。ゲームとかに集中していると気にならなくなるって感じです。
ここが1番、次世代機種に期待するところです。
メガネ・コンタクト
↑私のかけてるメガネ
こんな感じのメガネであれば支障なくVRをすることができました。
汚れ防止のフィットカバーをつけた状態だと多少キツくてかぶりづらくなるかもしれませんが、使えます。
私は近視なのでメガネでいつもVRやってます。
コンタクトだと普通にできるんですが、少し注意が必要です。
VRゴーグルが目の周りをガッチリ圧迫するので、皮膚が引っ張られてコンタクトがずれて、
たまに見づらくなる時はありますね笑
近視の人がメガネもコンタクトもしないと普通にぼやけた映像が見えます。
その他。
ファンがないのでゲームやってても静か。
スピーカーは個人的には良い音だと思う。
初めてのVRゴーグルだが軽いと思う。
おすすめの利用方法・楽しみ方・買うメリット
ここではOculus Quest2でできることや使い道を紹介していきます。
1. 映画やYouTubeなどを寝ながら大画面でみれる。
VR空間では映画やYoutube動画などを映画館のスクリーンに映して観ることができるんです。もうテレビが何インチとか気にしなくていいんです。
VRゴーグルを持っていればおうちシアターを持っていることと同じです。
しかもベッドに寝ながらでも観ることができます。めんどくさがり屋さんにはとても嬉しくないですか?
Netflix,Amazonプライムビデオ,U-NEXT(ブラウザから),その他映像サービス対応してます。
2. 360度動画。
スカイダイビング。ジェットコースター。大自然。海底。宇宙。大迫力です!
これが見れるってかなり価値ありますよ。
ジェットコースターとか実際の恐怖感にかなり近いものがあります。
まだ本格的に360度動画を楽しんでいる人なんてなかなかいないのではないでしょうか。すこし自分が未来を生きてる感じが味わえるかも。
2. 没入感あふれるVRゲームができる。
360度のVR空間でやるゲームは没入感がやばい。
FPSなんかはリアルに自ら戦場で戦ってる感が出ますし、スポーツゲームだったら腕まで再現されててかなりリアルです。
空を飛んだり、無重力空間を移動するゲームは本当に新感覚が味わえます。
迫力半端ないですよ。
3. まじですごいVRアート鑑賞できる。
↑画像だと全く伝わらない
Quill TheaterというアプリではVR空間ならではの360°の立体アートを見ることができます。動きのある作品が大半で、とてもダイナミックな表現がなされています。
まさに目の前に3Dの作品がそのまま見えます。新しい芸術の形ですね。
作品、物語の世界の中に完全に入れるんですよ。もっとVRの映像作品増えてくれ!
4. 日々のエクササイズ、運動に。
VRは結構体を動かさないとできないゲームもあります。ビートセイバーとかは2、3曲やるだけで結構汗かきますね。
エクササイズやランニング、ヨガ、瞑想などフィットネス系のアプリもあります。リズムに合わせて体を動かすものが多くダンス並みの運動になります。
家で身体を動かしたい方はおすすめです。
5.友達との交流、会議やミーティング
Oculus Quest2では上半身のトラッキングができるので頭や手を使った身振り手振りでリアルなコミュニケーションすることができます。
私自身はほぼやらないですが、会議やミーティングをするアプリは沢山あって質も良くなってきているそうです。
デメリット・不便なところ。
1. ヘッドバンドが使いづらい汚れやすい
最初のヘッドバンドのままだとヘッドセットの重みが前方にかかるのであまりバランスが良くないです。我慢して使うか、お金出してより良いバンドを買うしかないですね。
あと頭に直接つけるので結構汚れがついたりしやすいです。
一応洗剤とかでも洗えましたがめんどくさいですね...
2. ものにぶつかってケガする可能性がある
2m×2mのスペースがあることが推奨されていますが、ゲームによってはそれでも足りなくてものにぶつかってしまう場合があります。天井も低いところだと腕を振り上げたときにぶつかったりしますね。
3. スクリーンショットとかシェア機能が貧弱
VR内でとったスクリーンショトや動画をスマホやパソコンに送るのが結構面倒。Google フォトとかのサービスを使わないときつい。
これに関してはそろそろアップデートで対応されるらしいですけどね。
5. ずっとつけてると顔とか頭少し痛くなる
VR酔いなのかヘッドバンドの締め付けなのかわかりませんが長時間やっていると頭痛くなることが多めですね。あと少し肌が圧迫されてちょっとの間、赤くなったりします。
4. 電池持ちが短い
フル充電で基本的に2時間くらいって感じですかね。上級者は後頭部に予備バッテリーとかつけて長持ちさせてる人も結構います。
映画1本くらいは基本充電持ちますよ。
5.スペース確保するのが大変
2m×2mのプレイスペースは本当に必要です。正直なところ私は2.2m×1.7mくらいでやってますが、たまに手をぶつけます。
それを確保するために片付けるのがめんどくさいですね。
個人的に特によかったゲームやアプリ
Gun Raiders (無料)
無料で容量も軽く、とても気軽にできるFPSです。オンライン8人で制限時間内に銃で撃ち合ってスコアを競いあったりします。
3D空間で数種類の銃とナイフをうまく駆使して戦うのが面白いですね。
FPS自体やったことなかったんですが、これで初めてハマりました。外国人ばかりで日本人はごくたまにいるくらいですが、ボイチャなしでもそこそこ楽しめます!
バーチャルキャストやVRCHAT (無料)
バーチャルキャストやVRCHATではVR空間で人とコミュニケーション取ることができます。さらに自分の好きな姿(アバター)になれちゃうし、いろんな現実にないワールドを散歩できます。
自分の姿が変わるっていうのは、なかなか面白い体験です。
Sports Scramble Demo (Demoは無料)
デモ版しかやってませんが楽しめます笑
野球とテニスとボウリングができるゲームになってます。遊び心のあるパーティゲームって感じです。
期待してませんでしたが、やっているうちにこのゲーム独特のふざけたノリがクセになって何回もプレイしてしまいました。
野球は結構こだわっててリアルです。実際に体使って球投げるし打ちます!
BeatBlaster (Demoは無料)
単純なシューティングゲームなのですが、ハイスピードで移動するしBGMもアゲアゲなので、やっててテンション上がってハマります。移動方法はスティックにすることをお勧めします。これは課金しましたね。
Gravity Sketch(無料)
これはVR空間でいろんな3Dのものを作ることができるクリエイティブツール系アプリです。空中に線を書いたり、球体や立方体を出せたり、それをまとめて無限にコピーできたり。
まるで魔法が使えるようですよ。別に作品を作らなくても遊びで楽しめるようなアプリだと思います。3D空間ならではしか体験できない凄さがあるんですよね。
鉄板ですね。Youtubeにあるものならなんでもみれます。360度動画も探しやすい画面レイアウトになっています。
Alcove(無料)
このアプリはまずホームがとても綺麗だし、額縁に自分の撮った写真とか飾れてギャラリーにできるし、フィットネスとかもあるしなんか色々できる総合アプリなんです。
その中でも、世界各国のバスツアーのコンテンツは無料で見れる上にクオリティがかなり高いです。
旅行した気分になれて、なかなか外出できない方にはいい息抜きになると思います。
そのほかのアプリに関してはまた記事書こうかなと思います!
まとめ
VRで今のとこかかった金額
ジャンル | 品目 | 価格 |
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ハード | Oculus Quest2本体 | ¥27,000 |
ゲーム | ビートセイバー | ¥2,990 |
ゲーム | ソードオブガルガンチュア | ¥2,490 |
ゲーム | BeatBlaster | ¥990 |
ゲーム | KizunaAI - Touch the Beat! 課金1曲 | ¥328 |
アクセサリ周辺機器 | フェイスカバー | ¥780 |
アクセサリ周辺機器 | Oculus Linkするためのケーブル | ¥998 |
合計 | ¥35,576 |
これくらいです。
その他コンテンツは全部無料!
こんな感じで無料でいろんなコンテンツが遊べたり体験できたりできる機器となっています。
VRCHATなんか無料で一生遊べるのではないでしょうかね。
でもアプリとかたくさん入れたり、画面収録をやっていると容量の64GBすぐいっぱいになっちゃいますね笑
128GBがおすすめです。
ほんとに新しい体験ができるので、日々の日常で「なんか面白いことないかな〜」と探している方にはとてもおすすめできます。
これからもOculus Quest2でいろいろ体験して行きたいですね〜
ここまでお読みいただきありがとうございました。
おすすめなのでぜひ買って試してみてください!