ニートは1日1ターンしか動けないという説の本質
[出典 Fate/Grand Order https://www.fate-go.jp/howto/manual/1.html]
よろしくお願いします。
最近まとめサイトやらで、「ニートが1日1ターンしか動けない」
などというフレーズをよく目にする。
私もニートだが確かにそう思う。
そのフレーズの本質について考えていきたい。
ニート「一日1ターンしか動けない」「今日は洗い物したから他の事はできない」 : 終わらないコンテンツ速報
なんJゴッド : ニート「1日1ターン消費すると動けなくなる」←これwww
1日1ターンとは何か
「1ターン」というのはゲームなどでよく使われる言葉だと思う。
RPGゲームなどでよくあるターン制のバトルで、1回何らかのコマンドを押しただけで1日が終了してしまうような状態ということだ
これを現実で例えると
- 買い物に行った。1ターン 1日が終了
- 病院に行った。1ターン 1日が終了
- 部屋の片付けをした。1ターン 1日が終了
- 〜について調べた。1ターン 1日が終了
- ブログを1記事更新した。 1ターン 1日が終了
などでしょうか。
ではなぜこういうことが起こるのか
それは、
手っ取り早くいうと
ニートは何にも属していないから
であろう
ニートじゃない人は仕事があり、家事があり、学校がある。
人は何かしらのコミュニティに属していたり、何かしらの責任者だったりするとやらなくてはいけないルーティーンが生まれるのだ。
職場に学校まで行き、与えられた仕事や課題を遂行する。
当たり前だが社会人や学生はほぼ毎日それを行っているのだ。
それを行った上で病院に行ったり掃除をこなさなくてはいけないし、
2日間くらいある休日でプライベートな出来事をこなさなければならない。
時間がかなり限られている。
だからニートじゃない人は1日1ターンしか動けないと言うことはまずない。
なぜなら仕事や学校に行っている時点で、やらなければならない仕事・授業があるため、そこで必然的に2ターンも3ターンも行動することになる。
さらについでに病院に行ったり,友達と遊んだり,ショッピングしたりすれば、もっと多くのターン行動していることになる。
じゃあそこで行動しなければどうなるか?
クビか退学になる。
ターンが0、1の人はおのずとニートへ近づいていく。
ニートは基本的に全ての行動を自分で決める
ニートの人は基本自由で何を行動するか自由に決められる。
逆に言えば自分で決める意思がなければ何も行動できない。
ニートじゃない人たちは反強制的なルーティーンがあり自分の意思にそこまで関係なく動くことができる。
誰からも導いてもらえず、次やることを自分で決めるということは結構負担になるんだ。
じゃあやることを決めるのがめんどくさくなったらニートはどうなるか
そういう時、「暇つぶし」に逃げるんだ。
「暇つぶし」は皆それぞれあると思うけど、
自分の将来に直結しない、別にやらなくてもいいことである。
例えば
- 「ゲーム」
- 「匿名掲示板への書き込み」
- 「ネットサーフィン」
- 「動画」
- 「アニメを見る」
などさまざまである。
私の場合は、役に立たない知識を調べたり、匿名チャットアプリで会話したり、ニュースを見たりすることがそれに当たる。
それらのものは、まあ役に立つ可能性もあるかもしれないが、
将来に確実に役立つ、直結するような行動ではないと思う
ので
これらの行動は暇つぶしはターン数にはカウントされない。
ニートの1日のパターンとして
何かやらなくてはいけないこと、
『買い物』や『掃除』、『就職の準備』や、『勉強』など、
をひとつやり終えたらそこからはもう暇つぶしの時間というが多いのではないかと思う。
学生や社会人でも夏休みになれば1日1ターンしか動けなくなることもある。
普段属しているコミュニティでの活動がなくなれば、
その人を半強制的に突き動かすものがなくなる。
学生や社会人も長い休暇があれば、ニート的な存在に近づくことになる。
フレーズが生まれたであろう原因の列挙
- ニートの人は比較的引きこもりがちで活動的でないことが多い
- ニートの人はゲームをやっているというイメージが既に存在していると思う。なのでゲーム関連の言葉で表現された
- 2ターン以上動く気力がある人であればあるほど、ニートである可能性も低くなる。
- 非ニートの人は決められたスケジュールがある場合が多いため、ターン制コマンドのような状況になることがニートよりも少ない。
などの理由が重なった結果
ニートの人は1日1ターンしか動けないというフレーズが生まれ、多少浸透しているんだろう。
私なりの結論
ニート以外の人たちは仕事とかやってる時点で2,3ターン以上動けているため
「ニート以外の人にこの言葉を当てはめるのは難しい」
稚拙で不完全な文だと思いますが、お読みいただきありがとうございました。